動物が虐待されていたらどこに相談すればいい? 虐待としつけの違いとは・・・?

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動物愛護

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SNSやニュースで、ラブラドール・レトリバー(当時15歳)が、散歩中に飼い主に蹴られる動画が流れ、飼い主への批判の声が殺到しています。
飼い主が犬を蹴り、倒れ込んでは立て直し必死について行くも、また蹴られという映像を見て、胸を痛めた方も多いと思います。
今回は、この件の具体的な内容についてはお話ししませんが、このように動物が虐待されていたら、どこに相談・通報すればいいのか、飼い主はどのような罰則を受けるのかなど、動物虐待について社会の対応はどうなっているのか見ていきたいと思います。

動物が虐待を受けていると気づいたらどうすればいい?

どこまでがしつけでどこからが虐待なの?

動物 犬 猫 虐待 通報 どうするラブラドール・レトリバー(当時15歳)が、飼い主に蹴られてから、保護団体が犬を引き取るまでの一連がニュースで報道されています。

問題となった動物虐待と思われる動画は、近所の方が犬が蹴られていることを心配し、SNSで投稿された動画が拡散したようです。


飼い主の主張では、犬を蹴ったりすることはしつけであって、虐待ではないということですが、犬を蹴るというのは本当にしつけなのでしょうか?

私は、このブログの記事の中でも、体罰はしつけとして行われていたことはあるけれど、今はほめてしつけることが一般的なので、蹴る・叩く・怒鳴るというしつけはしないでほしいと書いてきました。

私の意見としては、犬が倒れ込むほどの力で、犬を蹴飛ばしたという事実があり、犬が吠える・噛むなどの行動を取っていたわけではなく、また映像を見る限りでは、飼い主を引っ張るなど、しつけをしなければならない状況ではなかったと感じるので、今回の件はしつけではなく、虐待になるのではないかと思います。

しつけと虐待の境目は難しいですが、どのようなことが動物虐待になるのか調べてみました・・・。

動物虐待とはどのようなことなのか? 罰則はどうなっているの?

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動物の虐待については、動物の愛護及び管理に関する法律に記載されています。
この法律は、第44条の第1項「みだりな殺傷による虐待」、第2項「みだりに給餌・給水をやめることにより衰弱させる等の虐待」、第3項「遺棄」について記しています。

動物虐待に該当する可能性がある内容

・水やエサが与えられておらず、あばら骨が見えるほど痩せこけている(病気の場合は治療をしているか)

・怪我や病気を認識しているにもかかわらず、治療をしていない

・外で鎖に繋がれていて行動が制限され、かつ雨風・寒さや暑さ・雪などの厳しい天候から身を守ることができない環境で飼育されている

・飼育環境が劣悪で、毛や糞やゴミなどが常時あふれて悪臭がする環境で飼育されている

・首輪やリードの長さが短く身動きが取れない・首が締め付けられている

・訓練・しつけと称して蹴る・殴るなどして、犬に怪我をさせる

44項の中でも、2項の「みだりに給餌・給水をやめることにより衰弱させる等の虐待」は、エサを与えていない・飼育環境が悪いなど、問題にとりあげられやすい内容が多いです。

今、介護や保育の現場でも問題になっている、ネグレクト(健康管理をしないで放置する、病気を放置する、世話をしないで放置する)は、動物虐待として、第44条第2項の虐待に該当します。

しかし、エサを与えられていないとわかっていても、一時的にでも自宅に帰ることができなかった正当な理由がある場合は、虐待に該当しないため、飼い主が責任を逃れることができることがあります。

動物 犬 猫 虐待 通報 罰則 どうするまた、この動物の愛護及び管理に関する法律の違反で、愛護動物をみだりに殺しまたは傷つけた者は、「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」が科せられます。

しかし、常習性・悪質性は、環境や状態を見て証明できるものが必要になるので、逮捕に至らないことも多いようです。

動物虐待が疑われる場合はどうすればいい?

動物 犬 猫 虐待 通報 罰則 どうする動物の虐待が疑われる場合は、どこに相談すればいいのでしょうか?

動物の虐待は、動物の愛護及び管理に関する法律に違反するので、警察に通報することが望まれます。

しかし、近所の人を警察に通報することは、なかなか難しいのではないかと思います。

そこで、今回のようにSNSに投稿して、知識がある人へ助けを求めることも、動物を救う方法だと思います。

また、動物愛護団体や保健所などに相談することも方法としてあります。

このほかにも、兵庫県ではアニマルポリス・ホットラインという、動物の虐待が疑われる場合に相談できる専用相談電話があります。
アニマルポリス・ホットラインは、兵庫県警察が行っており、対象は兵庫県内に限られます。

平日9:00~17:00に相談可能で、動物愛護関連の法令に詳しい警察官が相談に応じてくれます。

現在は、アニマルポリスは兵庫県だけのようですが、これから全国に広まってほしいと思います。

参照サイト:動物の法律 – どうぶつ基金

日本国内の動物虐待を減らすために必要なこと

アニマルポリス・ホットライン(動物虐待事案等専用相談電話)

モーリンのつぶやき

よく「子どもは親を選べない」といいますが、犬や猫も飼い主を選ぶことはできません。

だからこそ、家族になってくれた犬や猫たちが、幸せになれるように、飼い主は愛情を込めて、大切にしていかなければならないと思います。

動物虐待は違法です。

虐待されずに、幸せに暮らせる動物が増えることを願います。

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