ペットをマダニから守ろう! 感染症の症状・対策・マダニを見つけたときの対応方法とは?

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厚生労働省が24日に、マダニが媒介する感染症に感染した猫に、女性がかまれて昨年に死亡していたことを明らかにしました。
哺乳類から感染して人が亡くなったのは、世界初のケースとのことです。
マダニからペットを守り、人も感染しないためには、どのように対策をしたらよいのでしょうか?

マダニはどこに潜んでいるどんな虫なのか?

マダニはどんな虫なの?

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マダニは8本脚からなる節足動物で、6本脚の昆虫ではなくクモやサソリに近い生物です。

マダニは名前にダニがついていますが、家の中に住んでいるダニとは異なり、大きさは吸血する前で約3~4mm、イエダニなどの微小ダニより約8~10倍の大きさがあります。

マダニは、世界には800種以上がいるといわれていますが、日本にはそのうちの47種が生息しています。
マダニが生息している場所は、鹿やイノシシなどの野生動物が出没する環境ですが、民家の裏庭や畑、あぜ道にも生息しています。

マダニは動物の血液を栄養源にして生きている

猫 マダニ 人 病院 感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)マダニは、動物の血液を栄養源にしています。

幼ダニ、若ダニ、成ダニという3ステージある成長の段階で各1回ずつ、生涯に3回吸血しています。

野ねずみや野ウサギ、鹿やイノシシなどの野生動物から、猫や散歩中の犬までいろんな動物の血を吸血します。

マダニが、一生の中で吸血する期間は、20~25日間ほどといわれており、吸血しない期間は脱皮や産卵、動物へ寄生する機会を待ちながら、自然の中で生活しています。

マダニは、春から秋(3月から11月)にかけて活発になりますが、冬にも活動する種類もいるので、年間を通して対策は必要です。

マダニの対策と咬まれてしまったときにとるべき行動とは?

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?

猫 マダニ 人 病院 感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ウイルスを持つマダニに咬まれることで感染する病気です。

ここからは、人がマダニに咬まれてしまった場合についてまとめていきます。

SFTSにかかると、発熱、食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状があらわれます。

しかし、全てのマダニがSFTSウイルスを保有しているわけではないそうです。

マダニによって媒介される感染症は、SFTSだけではなく、日本紅斑熱、ライム病など多くの感染症があります。
北海道ではダニ媒介脳炎の患者が発生しています。
現在の医療では、SFTSとダニ媒介脳炎には、有効な治療法はないそうなので、感染してしまう前の対策が重要です。

マダニに咬まれないようにできる対策は?

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これから山などでレジャーを楽しむ方も多いと思いますが、自然の中にはマダニが生息している場所もあります。

野外で草などを触ったりハイキングをする場合は特に、腕や脚などの肌を露出しないように、長袖・長ズボンを着ることがオススメです。

シャツの裾はズボンの中に入れて、長めの靴下をはいてズボンの裾に被せるなどして、隙間が空かないように注意してください。

首にはタオルなどをまいて、露出をできる限り防ぎ、活動した後の上着や作業着は家の中に持ち込まないようにしましょう。

さらに帰ってきたら入浴をして、ダニがついていないかしっかりと確認するようにしてください。

人がマダニに咬まれてしまった場合はどうしたらいい?

マダニは、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間に渡って吸血しますが、咬まれたことに気がつかないこともあります。

吸血中のマダニを見つけたら、無理に引き抜くとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させることもあるので、速やかに病院で処置をしてもらいましょう。

また、マダニに咬まれた後は、数週間は体調の変化に注意をして、発熱などがあった場合は診察を受けて下さい。

愛犬や愛猫からマダニを発見した場合はどうすればいい?

愛犬・愛猫からマダニを見つけたら・・・

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ペットに付いたマダニに触れても、そのマダニに咬まれなければ、SFTSに感染することはありません。

しかし、愛犬・愛猫の健康を守るためにも、ペット用のダニ駆除剤などを、かかりつけの獣医さんに相談して使用しましょう。

特にわんちゃんは散歩後には、目の細かいブラシなどをかけながらボディチェックを行い、マダニが咬着している場合は、無理に取らずに獣医さんに除去してもらいましょう。

ネコちゃんも、外に出して自由行動をさせている場合は、草むらに入ってマダニがついてしまっているかもしれないので、わんちゃんと同様にブラッシングでチェックをしましょう。

しかしネコちゃんは、事故やけんかなどの防止のためにも、どうしても野外に出す必要がなければ、完全に室内飼いにするほうが、ネコちゃんも安心して過ごせると思うので、外に出している方はぜひ一度検討してみてください。

参照サイト:マダニ対策、今できること – 厚生労働省-戸山研究庁舎

マダニってどんな虫?その生態、一生について

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A

モーリンのつぶやき

マダニは、動物と暮らしていない方や山へ行かない方には、聞いたこともないような虫なので、今回のニュースには驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「人がマダニに咬まれてしまった」「ペットが咬まれてしまった」というどちらの場合でも、速やかに病院でマダニの除去や洗浄などを行っていただきたいと思います。

これから、自然とふれあう機会が増えますが、注意して楽しみたいですね♪

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