犬が動物病院を嫌がるのはなぜ? 飼い主が愛犬にできる4つの克服方法!

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愛犬を動物病院に連れて行くときに、嫌がられて苦労した経験はありませんか?
最初に連れて行ったときには、ウキウキ・ワクワクと楽しそうにしていた愛犬も、動物病院で痛い思いをすると、動物病院に行くことを嫌がるようになります。
愛犬が動物病院を嫌いになる前に、何か対策できることはないのでしょうか?
犬が動物病院を嫌う理由とは?
犬にとって動物病院は怖いところ・・・
動物病院に行くのを嫌がって、大暴れしている愛犬を、やっとの思いで動物病院に連れて行ったという経験はありませんか?
初めて動物病院に行くときは、ワクチンの接種をすることが多いと思いますが、そのときに注射をされて「病院は痛いことをされる怖いところ」と覚えてしまうことがあります。
犬は臆病な子が多く、初めての場所や人などには強い警戒心を持ち、強いストレスを受けます。
動物病院には知らない人や動物がたくさんいて、愛犬にとっては不安でいっぱいの未知の場所です。
さらに、動物病院では注射をするときに体を抑えるので、触られるだけでも怖いと思ってしまうことがあります。
動物病院を嫌いな場所にしないための4つの方法
子犬の頃から動物病院に慣れされる
愛犬が病院を嫌いになる前に、子犬のころから病院になれさせてあげることも大切です。
健康診断やフィラリアの薬をもらうときは、可能であれば月に1回、動物病院へ連れていくようにしましょう。
子犬の頃からこまめに動物病院へ行くことで、獣医さんに触られることに慣れやすくなります。
また、犬は足の先などを触られることを嫌がるので、子犬のころからスキンシップの一環として、体を触られることに慣れさせるようにしましょう。
キャリーバッグにタオルなど匂いが付いたものを入れる
家でできることは、動物病院に行くときに使うキャリーバックなどを、普段から安心できるものにしてあげることです。
病院に行くときだけキャリーバックを使用すると、「キャリーバックは病院に行くためのものなんだ!」と学習し、キャリーバックを見ただけで逃げるようになります。
キャリーバッグは動物病院に連れて行かれる怖いものではなく、安心して過ごすことができる場所という認識を持ってもらうことで、動物病院に行くときに暴れることを防止できます。
キャリーバッグを安心できる場所にするためには、普段からキャリーバッグに出入りできるようにして、愛犬が使っているタオルなどを入れておきましょう。
さらに、キャリーバッグの中でおやつを与えるようにすると、好んでキャリーバックに入るようになります。
動物病院に入る前に周りを散歩する
動物病院に入ると暴れてしまうときは、動物病院に入る前(診察の前)に、病院の周りを少し散歩させるといいかもしれません。
犬は動くことでストレスを発散し、有り余った体力も消費させることができます。
もし、近くにかかりつけの動物病院があれば、動物病院の前や近くを散歩コースにするといいかもしれません。
病状によっては散歩ができないこともあるので、愛犬の症状に合わせて行ってください!
楽しいお散歩の中に動物病院への行き道が組み込まれて、「病院は嫌なところ」という感覚が薄れていきます。
もし可能なら、獣医さんや動物看護師さんになでてもらったり、声をかけてをもらいましょう。
診察が終わったあとはご褒美をあげる
動物病院嫌いを克服するために、愛犬にしてあげたいこと4つ目は、動物病院に行って処置が終わったあとに、しっかりほめて、ご褒美をあげることです!
「動物病院に行くとご褒美がもらえる!」と認識すれば、動物病院が楽しい場所になるでしょう。
犬は、ほめられたりおやつをもらうことが大好きなので、不安を和らげることができます。
このときは、いつも与えているおやつよりも、ちょこっと贅沢なものや愛犬の好物をあげてくださいね。
モーリンのつぶやき
飼い主さんが心配そうにしていると、愛犬も「大丈夫なのかな?」と不安になってしまうので、飼い主さん自身もリラックスして、愛犬を安心させてあげてください。
できることなら、キャリーバックから診察台に愛犬を出すときは、獣医さんや看護師さんではなく、愛犬が信頼している飼い主さんが行うと、最初の恐怖が軽減されるかと思います。
暴れたり・嫌がっても「ダメ!」と怒ってしまうと、愛犬がより怖いと思ってしまうので、叱るよりおとなしくしているときにほめて、怖い場所ではないと理解してもらいましょう。