5月22日は「ほじょ犬の日」 補助犬はどんな仕事をしているの?

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働くわんちゃん

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「補助犬」という言葉を聞くと、どんな犬を思い浮かべますか?
一般的によく知られているのは、映画「クイール」などで知られている「盲導犬」ではないでしょうか。
今回は、5月22日の「ほじょ犬の日」を記念して、どんな補助犬がいるのか、どんな仕事をしているのか一緒に見ていきましょう!

 icon-asterisk この記事で使用している写真はイメージ画像であり、本物の補助犬ではありませんのでご了承ください。

補助犬はどんな仕事をしている?

5月22日は「ほじょ犬の日」

2002年の5月22日に、補助犬を利用する身体障がい者の自立と社会参加を促進するために、「身体障害者補助犬法」が成立し、これを記念して5月22日は「ほじょ犬の日」となりました。

補助犬というと、「盲導犬」は見かけることもあるかもしれませんが、盲導犬のほかに、介助犬と聴導犬も補助犬として活躍しています。

盲導犬はどんなことをしているの?

補助犬 盲導犬 介助犬 聴導犬 施設 マーク 補助犬の日盲導犬は、目が見えない・見えにくい人のために、道にある障害物(コーンや自転車)を避けて歩いたり、止まって段差や曲がり角を教えて、利用者が安全に歩けるようにサポートをしています。

補助犬は、人の高さではぶつかってしまうかもしれない、上にある看板などもよけて、当たって怪我をしないように誘導しています。

また、赤信号では止まり、青になると進むことができるように、利用者に信号の色を伝えるという役割も担っていて、視覚障害がある人の目となって活躍しています。

盲導犬は、補助犬の中でも活動数が一番多く、平成31年3月の時点では、941頭が全国で活躍しています。

介助犬はどんなことをしているの?

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介助犬は、手や足に障がいがある人の日々の生活をサポートしています。

さらに、落としたものを拾ったり、言われたものを持って来たり、ドアや引き出しを開ける、服の着脱などを行います。

介助犬は、利用者が求めるニーズが、ほかの補助犬よりも多様で、車いすに乗っている人、自分で歩ける人、手助けが必要な内容も違うので、利用する人が求めるニーズに対応できるように訓練されます。

車いすを牽引したり、起きるときに手助けをしたり、荷物を運んだり、介助犬は利用者の手足となっています。

介助犬は、関東・東海・関西地方で多く活躍していますが、平成31年3月の時点では65頭と、補助犬の中では活動頭数が最も少なく、これからの活躍が期待されます。

聴導犬はどんなことをしているの?

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聴導犬は、音が聞こえない・聞こえにくい人のために、生活の中で必要となる音を知らせています。

玄関のチャイムの音、ファックス・メールの着信音、赤ちゃんの泣き声など、日常生活の中ではたくさんの音が鳴ります。

聴導犬は、吠えるなどして音を知らせることはできないので、前足で利用者の腕や足をタッチして、音が鳴っていることを教えます。

聴導犬は、盲導犬や介助犬とは大きく違う特徴があります!

盲導犬や介助犬は、利用者の安全を守ったり、介助犬の場合は利用者を起こす、着脱の介助などをするので、体力やある程度の体格が必要になるため、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーが多く用いられています。

しかし、聴導犬は音を知らせる仕事をするため、体格・犬種はあまり関係がないことから、愛護センターから引き取られた、小型犬が多く活躍しています。

聴導犬は、北海道・東北・四国・九州の地方では、活動頭数が非常に少なく、平成31年3月の時点では68頭が活躍していますが、これからさらに育成が望まれます。

補助犬を連れている人を見かけたら…

補助犬 盲導犬 介助犬 聴導犬 施設 マーク 補助犬の日補助犬は、障がい者の目や耳、身体の一部となって、日々の生活をサポートしています。

そのため補助犬は、ペットとして飼われているわんちゃんたちとは違います。

もし、補助犬を連れている人を見かけたら、どうしても困っている様子がないのであれば、温かく見守ってください

補助犬に話しかけたり、触ってしまうと、仕事をしている補助犬も、うれしくてそちらに反応してしまいます。

そうすると、補助犬を利用している方も戸惑ってしまいますし、犬の動きが制御できなくては、危険な事故につながることもあります。

補助犬を見かけても、触ったり、えさやおやつを与えたり、気を引いてしまう行動はしないようにしてください。

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また、補助犬のマークがあるレストランや公共施設は、補助犬を連れて中に入ることができます。

補助犬は、利用者が指示した場所でのみ、排泄をするように訓練されていて、ブラッシングや予防接種など、健康を保つように気を配られています。

厚生労働省より

補助犬は、レストランやホテルに入ると、動き回ったりせず、利用者の足元などでおとなしく待機しているので、もし補助犬を連れて入ってきても驚いたり、「犬は入ってはいけないんですよ」とは言わず、温かく見守ってほしいと思います。

補助犬を知りたい・活動の支援をしたいときは…

補助犬についてもっと知りたいと思ったら、補助犬を育成している団体(育成センター)の見学会などに参加してみてください。

補助犬が何をしているのか実際に目で見たり、施設内の見学をしたり、職員さんに話を聞くことができます。

また、補助犬の活動の支援をしたいと思ったら、寄付をすることも一つですが、団体が募集しているボランティアに参加することもできます。

ボランティアは、パピーウォーカーなど犬を預かったり、引き取ったりするボランティアと、寄付などのイベントの手伝いをするボランティアがあるので、自分ができる範囲で活動を支援できるといいですね。

参照サイト:厚生労働省:身体障害者補助犬

日本盲導犬協会:5月22日はほじょ犬の日!

モーリンのつぶやき

盲導犬協会でボランティアをしたことがありますが、補助犬を実際に見たり、職員さんに話を聞いたりすると、頭の中で考えているだけではわからないことをたくさん知ることができました。

5月22日のほじょ犬の日、補助犬への関心が少しでも深まるとうれしいです!

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