狂犬病の予防接種の適切な時期はいつ!? 症状や予防接種をしないとどうなるの?

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気になる病気

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お正月が来たと思ったら、もう3月になってしまいました・・・早いですね。
私が務めている動物病院では、この時期に一番多く聞かれることは狂犬病のワクチンの接種についてです。
狂犬病は発病してしまうと、致死率がほぼ100%のとても怖い病気なので、ワクチンを接種することが法律で義務づけられています。

狂犬病は致死率がほぼ100%の怖い病気です! 症状・予防方法とは?

日本は狂犬病が発生していない世界でもまれな国です!

犬 狂犬病 予防接種 症状狂犬病は犬や人を含めて、全ての哺乳類が感染する病気で、感染したらほぼ100%が死亡するとても危険な病気です。

狂犬病は、約4000年前も前から人類に知られていましたが、医療が発達した現在でも治療法はなく、世界では毎年約5万の人と約10万の動物が命を落としていると推測されています。

日本では、1950年に狂犬病予防法が施行され、犬に年1回のワクチン接種が義務付けられたため、1956年に6頭の犬が発病して以来、1970年にネパールで犬に噛まれた青年が帰国後発病死した1件を除を除くと、今日まで狂犬病の発生は確認されていません。

 icon-arrow-up 上の写真(厚生労働省より引用)は、世界の狂犬病の発生状況です。

地図で青色にぬられている国は、日本・オーストラリア・ニュージーランド・スウェーデンを含む北欧で、厚生労働大臣が指定する狂犬病清浄地域になっています。

そのほか、オレンジや茶色にぬられている国は、アメリカやヨーロッパ全土、アフリカ大陸、中国、インドなどで、100件未満かそれ以上の死亡者が出ている国です。

狂犬病が発生していないのにどうしてワクチン接種が必要なの!?

犬 狂犬病 予防接種 症状狂犬病が日本で発病することがないなら、「ワクチンを打たなくてもいいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、ワクチンの接種は絶対に必要なことなんです!

日本には、「狂犬病予防法」という法律があり、犬の狂犬病のワクチン接種は、法律で義務づけられています。

狂犬病は、狂犬病にかかった動物(アジアでは主に犬)に咬まれ、唾液に含まれるウイルスが体内に侵入することで発病します。
人から人に感染することはありませんが、人も動物も効果的な治療法はありません。

人が発病すると、食欲不振や発熱などの症状が現れ、水や風などを恐れるようになり、幻覚や麻痺、神経錯乱などの症状が現れ、昏睡状態になり死に至ります。

狂犬病を予防するためには、人の場合は海外に行く前にはワクチンを接種したり、犬の場合は法律により年に1回のワクチン接種が義務づけられています。

ワクチンの接種は、発症後に有効な治療法がない狂犬病を予防するための重要な手段となっています。

狂犬病のワクチンを打つ時期はいつ!?

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生後91日以上の犬を飼い始めたら、飼った日から30日以内に最初のワクチンを接種して、住んでいる市区町村に「飼い犬の登録申請」をしなければなりません。

その後は、毎年4月から6月30日の間に予防接種を受けることになります。

春になると予防接種の時期を知らせるはがきが届くので、それを目安に一斉に行われる集団接種や病院などで予防接種を受けるといいかもしれません。

生まれた時期によっては、春だけではなく、秋や冬にワクチンを受けている場合もあります。

また、1月~3月にワクチンを接種したら、同じ年の4月にもう一度ワクチンを接種しなければならないと思っている飼い主さんも多いですが、ワクチンは年に1回の接種で良いので、接種日が心配な方は、かかり付けの獣医さんに相談してみてください。

狂犬病の予防接種や登録をしないとどうなるの?

もし、登録(飼い犬の登録申請)やワクチンの接種を行わなかった場合は、20万円以下の罰金が課せられることがあるので注意が必要です!

ワクチンの代金は安いところでは1000円、高いところでは4000円以上と、病院によってかなり差があるので、ワクチン接種をする前に、料金の下調べをしておくといいかもしれません。

モーリンのつぶやき

狂犬病は発病してしまうと効果的な治療法がないので、犬と人が発病しないためにも、愛犬にはワクチンの接種をしてください。

また、狂犬病のワクチンを打っていないと、トリミングやペットホテルにも預けることができないので、接種はとても重要です!

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